製品・技術
2026/07/02

株式会社アドヴィックス(本社:愛知県刈谷市、社長:秋山晃、以下、アドヴィックス)が新開発したブレーキパッドの「サステナ(新環境規制対応)パッド」が、2026年5月に国内発売されたMAZDA「CX-5」に採用されたことをお知らせします。
【開発背景】
欧州連合が定める自動車の新環境規制「Euro 7」(以下、Euro 7)では、ブレーキ粉塵も規制対象となります。当社が主力とするノンアスベスト(NAO)材は環境負荷が低い一方で、欧州で主流のロースチール材と比較し制動力の面で課題がありました。アドヴィックスは、規制値のクリアと高い制動力の両立を目指して進めてきました。
【製品概要】
本製品は、材料に石綿や銅を含まないNAO材をベースに耐熱性に優れた有機材や無機材、セラミックなどの配分を高め、環境規制値※1を満たしながら高い制動力を実現させた点が特長です。開発にはAI活用による配合パターンのシミュレーションなども活用し、多くの試験評価を経て本製品の優位性が認められ、製品化にいたりました。
※1走行時にブレーキから発生する粒子状物質(PM10)が規制対象
(ご参考:Euro 7による規制値(車両1台当たり))
| 車両カテゴリー | 2026年~ | 2035年~ |
| ガソリン車(ICE) | 7mg/km以下 | 3mg/km 以下 |
| 電気自動車(EV) | 3mg/km以下 | 3mg/km 以下 |

アドヴィックスは今後も、電動化や環境規制などで発生する課題に対し、顧客視点で迅速なソリューションを提供し続けてまいります。
