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製品・技術

 株式会社アドヴィックス(本社:愛知県刈谷市、社長:秋山晃、以下、アドヴィックス)は、国立大学法人名古屋工業大学、清水建設株式会社、株式会社ルナクラフトと共同で提案した研究テーマ「無焼成固化技術を使った初期入植時に用いる建材に関する技術開発」が、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙探査イノベーションハブ第13回研究提案(RFP)に採択されたことをお知らせします。本採択を受け、4者はJAXAと月面における現地資源活用型建材の実現に向けた共同研究を開始します。

 国際的な宇宙探査への取り組みが進み、持続的な活動拠点として月面の活用が現実味を帯びるなか、初期拠点を支える建材技術の重要性が高まっています。一方、地球から資材や設備を輸送する従来手法では、莫大なコストとエネルギー負荷が課題となっており、現地資源を活用した建材製造が求められています。

 本共同研究では、名古屋工業大学が保有する特許技術「無焼成固化技術」を活用し、月面表土(レゴリス)を高温焼成せずに固化することで、初期入植期に必要となる建材を現地で製造するプロセスの確立を目指します。これにより、月面における初期インフラ整備に資する技術としての適用可能性を検討します。

 アドヴィックスは、自動車用ブレーキ事業を通じて培ってきた安全性、耐久性に関する設計・評価の知見を、本研究において材料特性やプロセス検討の観点から提供します。これにより、月面という厳しい環境においても人の活動を支える基盤技術の検討に貢献します。

 本プロジェクトを通じて、宇宙開発分野との連携を着実に進めるとともに、エネルギー消費削減や安全・安心な社会の実現に貢献してまいります。


【研究概要】
募集元:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 宇宙探査イノベーションハブ
研究制度「Moon to Mars Innovation」 
研究領域:全領域 研究課題(13):チャレンジ型課題
研究テーマ:無焼成固化技術を使った初期入植時に用いる建材に関する技術開発
研究期間:12ヶ月
共同提案者:名古屋工業大学、清水建設、ルナクラフト
関連情報:JAXA|宇宙探査イノベーションハブ