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#DX #技術

生成AI / デジタル活用で変わる業務のカタチ

アドヴィックスは、AIを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に積極的に取り組んでいます。AIとは、データのパターンや関係性を学習し、人のような情報の判断・認識や、新たなコンテンツの提案をするプログラムのこと。私たちはこの技術を、業務効率化と組織の成長を加速させる鍵と捉え、ビジネスプロセス革新部や技術統括部を中心に、現場に根づく実践的な取り組みを進めています。

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ChatGPTが生成した「生成AI活用のイメージ画像」

アドヴィックス専用ChatGPTで業務を革新

2023年、社内における生成AIの正しい理解促進やガイドライン制定を目的として、生成AI CoE(Center of Excellence)活動を開始。生成AIの活用を進めるために自ら声を上げた仲間約30名が部門横断で集まり、ノウハウの共有や技術動向の調査を行っています。2024年9月には、OpenAIの技術をベースとした高セキュリティの「アドヴィックス専用ChatGPT※」を開発し、社内導入を実現しました。ChatGPTとは、AIチャットボットのことで、自然な対話を通じて、回答や、情報提供、タスク支援等を行います。現在、当社では例えば以下のような業務で活用しています。

  • アプリケーション作成
  • データ解析
  • 工数管理
  • 新規提案・アイデア出し
  • 資料の要約・翻訳
  • 議事録作成

※Microsoft Azure OpenAI Serviceを活用した社内専用ChatGPT

ChatGPTの社内教育で全社的なDX推進へ

当社では、ChatGPTの業務活用促進を目的に教育資料の整備や、社内ポータル・Web社内報での情報発信を行っています。また、オンライン勉強会を開催すると、参加希望者が殺到し、急遽2日開催に拡大するほどの反響がありました。 勉強会では、生成AIの仕組み、世の中での使われ方、社内での具体的な活用事例等を紹介。受講者から多くの質問が挙がり、時間内に回答しきれないほどでした。参加者からは「業務の視点が変わった」「ChatGPTなしの生活には戻れない」といった声が寄せられ、生成AIに対する理解と関心の高まりを実感する場となりました。

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社内DX推進ポータル(左)・Web社内報(右)での情報発信

ベテランの知見をChatGPTで継承~前社長が主導する原価企画の取り組み~

アドヴィックスでは、経験豊富な従業員の知見を次世代へと継承するため、試験的かつ先進的な挑戦をしてます。その一つが、前社長であり現EA(エグゼクティブアドバイザー)の大竹哲也さんが主導する「原価企画座談会」の活動です。本座談会では、原価企画に関わるメンバーが経験や課題を共有し、大竹さんの豊富な知見を基にしたディスカッションを展開。会話の内容はテキストデータとして収集され、ChatGPTによって要約・整理されることで、貴重なナレッジが形式知として社内に蓄積・共有されることを目指しています。こうしたチャレンジングな取り組みを通じて、アドヴィックスは競争力のさらなる強化を図っています。

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座談会の様子

未来を創る、アドヴィックスの挑戦は続く

実は、本記事の執筆にもChatGPTを活用しました。人の視点とAIの力を融合させることで、より伝わりやすく、読みやすいコンテンツに仕上げています。アドヴィックスはこれからも、AIや最先端技術を活用した業務改革を推進し、人と技術が共鳴する組織づくりを目指していきます。