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#サステナビリティ #ダイバーシティ #人材

働きやすい職場づくり

アドヴィックスでは、障がいの有無に関わらず、誰もが働きやすい職場づくりを推進しています。例えば、会話の見える化アプリの導入や相互理解をめざした勉強会の開催、専門の相談員の配置、相談窓口の複数設置、外部専門機関を含めた面談の設定などが挙げられます。

今回は、従業員主導で活動を開始した手話サークルを紹介します。

手話で広がるコミュニケーションの輪

2023年5月、刈谷工場の有志が手話サークルを結成しました。手話を使ってみんなで楽しくコミュニケーションを取ることを目的に、毎月2回、昼休憩の時間に活動しています。講師を務めるのは、自身も聴覚障がいを持つ従業員2人です。手話に興味を持つ従業員が自由に参加し、これまで計35回開催してきました。(2025年1月末時点)

結成のきっかけは、職場内での対話でした。聴覚障がいを持つ従業員から、「タイムラグが原因で、意思疎通がうまくできないと感じる時がある」「会話についていけず、疎外感を感じることがある」といった声が挙がりました。そこで、生活相談員や、人事総務部の障がい者雇用担当、工場管理室等と連携し、手話サークルを立ち上げました。具体的な活動としては、手話の実践の他、聴覚障がいの説明や質疑応答の時間を設けています。毎回、さまざまな部署の従業員が参加し、時には、打ち合わせで来社した他社のメンバーが参加することもあります。まずは、聴覚障がいや手話を知ることからはじめ、地道に相互理解を深めてきました。

(左)講師 (右)真剣に学ぶメンバー   

さらに多くの従業員が手話に触れられるよう、食堂のモニターや、アドヴィックスグループWeb社内報、アイシングループ従業員用の動画サイトでも手話講座を紹介しています。

参加者の声

・私は、聴覚障がいがありますが、普段は手話を使うことが少なく、勉強と交流のために参加しました。昔、習った手話を少しずつ思い出しながら、手話でコミュニケーションを取ることがとても楽しいです。

・私はサークルに何回か参加し、自身の手話レベルが上がってきたと感じています。自職場でも手話が盛んに利用されているので、今後もサークルに参加して、さらなるレベルアップを図ります。

・自職場の聴覚障がいを持つメンバーと、手話でコミュニケーションを取れたらいいなと思い、参加しています。「特技は手話です!」と自信を持って言えるよう、今後も参加します。

おわりに

当社では、監督者向けダイバーシティ研修ワークスタイル座談会障がい者雇用の積極的な取り組み等、さまざまなダイバーシティ推進施策を行っています。アドヴィックスは、これからも従業員の声に耳を傾け、誰もが活躍できる職場環境づくりを継続していきます。