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#サステナビリティ #ダイバーシティ #人材 #地域貢献

サステナビリティ啓蒙施策と子育て応援の一環として、「子ども用品くるくるリサイクル譲渡会」を初めて開催しました。これは、不要になった子ども用品や日用品を従業員に募り、それらを必要とする従業員に無償で提供する企画です。従業員のサステナビリティ意識を向上するのみならず、様々な事情を抱えて働く従業員に寄り添い、「お疲れ様、お互い様」と、助け合う気持ちを醸成することを目的としています。

想定の5倍の寄付が集まる!

1月14日から16日の3日間で、101名の従業員から約1,300個の寄付がありました。家中ひっくり返してたくさんのモノを寄付してくれた方、大切な一つを寄付してくれた方、「思い出の品だけど、使わないで取っておくよりは、次のご家庭でまた新たな思い出を作ってほしい」という方、「子ども用品はないけど、日用品を持ってきたよ!」という方、さらに、日頃は当社の安全を守ってくださっている警備担当のアイシン・コラボの従業員も参加してくれました。

寄付した従業員からは、「寄付するモノを子どもと一緒に探しながら、『これ、懐かしいね!』と楽しいひとときを過ごせた。素敵な機会をいただけて感謝している」「子どものモノをまとめて片付けたかったから、良い機会だった」等の声がありました。

寄付数の多かった3名を「くるくるリサイクル王2025」として表彰しました。なお、3名の寄付総数は計180個(!)でした。

「ほっこり♡にっこり♡」で溢れる譲渡会

1月20日・21日に開催した「子ども用品くるくるリサイクル譲渡会」には、従業員208名が来場。女性活躍推進ワーキング「きらり」と柔道部も運営に加わり、会を盛り上げました。

来場者からは、「おもちゃがある! 絵本もある! セレモニー服もある! なんでもある! すごくありがたい!」という驚きの声から、「もう子育ては卒業したけど、のぞきに来てみたよ。息子とよく読んだ絵本がある! 懐かしいなぁ。」という声まで、会場中が優しい空気に包まれました。

会場内に掲示された、思わずクスっと笑ってしまう17の『子育てあるある』は、パパやママにとっての「振り返ってみれば良い思い出」たちです。

また、従業員がハート型の紙に子育て応援メッセージを思い思いに書き、それを掲示しました。

優しさのバトンを繋ぐ ~次のご家庭で新たな思い出を~

譲渡会後、来場した従業員から、感謝のメッセージとお子さんの写真が届きました。この譲渡会をきっかけに生まれた、新たなつながりを紹介します。

【おもちゃを受け取った従業員】 技術統括部 加古 成美さん
1歳半の息子用にミニバイクをいただきました。息子は、自分で乗って進んでみたり、倒してタイヤを手で回してみたりと毎日楽しく遊んでいます。寄付してくださった古村さんは、電車で会社までミニバイクを運んだと聞きました。本当にありがとうございました。在宅勤務の普及で、これまでは社内の先輩パパママとの交流があまりありませんでした。今回の企画で、素敵な子ども用品をいただいたり、新たなつながりができたりと、とても感謝しています。

【寄付した従業員】 経営企画部 古村 志帆さん
ミニバイクを使っていただき、ありがとうございます。楽しく遊ぶ息子さんの姿を見て、娘が1歳の時に、家中を乗り回していたことを思い出しました。もしかしたら処分するだけだったかもしれないモノが、必要な方の手に渡り、素敵な笑顔も見られて、とても温かい気持ちになりました。

福祉施設にも優しさをお届け

社内で循環できなかった衣服やカバン等、段ボール17箱分を、愛知県知多郡東浦町にある相和福祉会の3施設「波うさぎ(乳児院)」、「トイBOX(障害児入所施設)」、「風の色(児童養護施設)」に寄付しました。波うさぎ施設長の都築様から「ご寄付いただき、ありがとうございました。優しい気持ちに感謝いたします」とコメントいただきました。

波うさぎ施設長 都築様(中央)と当社メンバー 

おわりに

当社では、この他にも監督者向けダイバーシティ研修ワークスタイル座談会アイシングループ女性交流会の開催、障がい者雇用の積極的な取り組み手話サークルの立ち上げサポート等、多様なダイバーシティ推進施策を行っています。

子育てや介護等、様々な事情を抱えながら働いている従業員がいます。当社はこれからも寄り添い助け合い、誰もが活躍できる職場環境づくりを続けていきます。